チョイスホテルズジャパン（東京都中央区）は5月16日、環境や教育、雇用などの慈善活動を行うNPO３団体へ寄付金を授与した。

この取り組みは今年で３年目。NPO３団体は、国内の森林の保全・育成や農業支援などに取り組む「認定NPO法人JUON（樹恩）NETWORK」、被災地の子どもたちなどの教育をサポートする「認定NPO法人カタリバ」、ザンビアでバナナペーパーを製造し現地に新しい雇用を生み出している「One Planet Cafe Zambia」。今年度の寄付額は計1200万円で、各団体に400万円ずつ支払われる。３年間で３団体に支払われた寄付額は累計で2160万円となった。

寄付は、チョイスホテルズジャパンの会員制度Choice Guest Club（チョイスゲストクラブ）による宿泊料金の一部から拠出している。寄付金の提供先は会員客へのアンケートに基づいて決定し、今年は回答者の77％が「３団体全てを応援したい」と回答したことから寄付額を３等分して提供した。今年度の寄付額は前回の1.2倍となり、村木雄哉社長は増額について「ホテル拠点の拡大と稼働の上昇、そして何よりChoice Guest Clubメンバーの増加が寄与した」と語る。