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  • 開発、開業計画
  • 19.08.26

ヒルトン小田原リゾート&スパを取得【森トラスト】

ヒルトン小田原リゾート&スパを取得【森トラスト】

森トラスト(東京都港区)は、8月5日、同社が出資するREITと共同でヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川県小田原市)の取得を決めた。

取得日は9月2日を予定しており、取得額は65億円。森トラストと森トラスト・ホテルリート投資法人が50%ずつの準共有持分をそれぞれ取得する。森トラスト・ホテルズ&リゾーツの子会社であるMT&ヒルトンホテルがホテルの経営・運営を担い、同社と変動賃料による30年間の定期建物賃貸借契約を結ぶ。

敷地面積17万4566㎡に、地上12階地下1階建ての本館棟ほか3棟を擁する。延床面積は5万605.67㎡。客室163室のほか、レストランや宴会場、会議室、フィットネス、プール、天然温泉などを併設する。ホテルに隣接してヒルトン・グランド・バケーションが所有するタイムシェアリゾートもある。

ヒルトン小田原リゾート&スパは、1997年(平成10)、雇用促進事業団による「スパウザ小田原」として営業開始。(平成15)に小田原市が施設を取得し、市はヒルトン・インターナショナル社との事業協定に基づいて小田原ヒルトンと賃貸借契約を締結、翌年ヒルトン小田原リゾート&スパとしてオープンした。2012年、市とヒルトン社との間で9億円で売却する旨で正式に合意に至り、2015年までにヒルトン社へ所有権の移転が完了していた。