日本で外国人会員向けメディアプラットフォームを運営するYOLO JAPAN（大阪市浪速区）は、9月28日、南海電気鉄道（大阪市浪速区）と共同で外国人向け就労インバウンドトレーニング施設「YOLO BASE」を開業した。

宿泊スペースやレストランのほか、イベント会場やセミナールームも完備。これら機能・サービスの提供を通じて外国人の就労トレーニングを行い、特定技能在留資格の取得を含めた日本での業務スキルの習得と、知識・語学の習熟、実務経験の増進を図る。

ホテル「YOLO hotel MUSEUM」は、客室全76室をキャンバスに見立てて総勢100人の日本人アーティストが壁などに直接アートを描いた。YOLOの名前の起源でもある「You Only Live Once」（人生は一度きり）をテーマにしたイラストは、全ての宿泊客に新たな発見と出会いを提供する。

各種OTAの予約情報の管理やゲストの本人確認、オンラインチェックイン、滞在中の鍵の開閉などを、アプリ上で行えるブロックチェーンロック社の最新技術「KEYVOX」を導入。ホテル専用アプリも作成し、運営に必要な予約管理機能や、客室キーをアプリと暗証番号で開閉できるようにする。