安田造船所（東京都大田区）は3月26日、神奈川県三浦市二町谷地区の海業振興を目指す用地活用プロジェクトに基づく土地売買契約を締結。ホテルやコンドミニアム、ヴィラなどを建設する計画を始動した。

三浦市二町谷地区の埋立地について、漁港の多目的利用を視野に入れた水産業、海洋性レクリエーションを含む海業拠点として民間事業者を誘致するもの。安田造船所は提案事業者として、国内ではまだ少ないメガヨットの係留施設、ホテル、ヴィラなどを建設し、国際的な経済活動の拠点を整備することを目指す。

敷地面積は7万117㎡。計画では10隻以上が停泊できるハーバー、スーパーヨットも停泊できるハーバーのほか、ホテルや戸建てヴィラといった宿泊施設の併設、ヘリポートの整備、イベント会社やプールなどのオプション機能、商業施設やアートギャラリーなど地元住民も利用できる施設などを開発する。