星野リゾート（長野県北佐久郡）は3月14日、2021年冬に「星野リゾート界ポロト」を開業すると発表した。

同社と北海道・白老町が2018年6月28日に締結した「パートナーシップ協定書」に基づいて温泉旅館を開業するもので、界ブランドとしては2021年開業予定の「界別府」に続いて19軒目、北海道では「リゾナーレトマム」「OMO7旭川」に続き3軒目となる。

界ポロトは白老町に建設された国立アイヌ民族博物館などで構成される民族共生象徴空間・ウポポイに隣接し、ポロト湖畔に位置する。建物規模は地上４階建て、延床面積4906㎡の規模。客室数は42室で、全室がレイクビューとなる。施設の設計は建築家の中村拓志氏が手掛け、アイヌの暮らしや自然観、家族観を現代的に再現したデザインとなる。