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  • 『国際ホテル旅館』最新号
  • 25.01.05

『国際ホテル旅館』2025年1月5日号

『国際ホテル旅館』2025年1月5日号

本質を捉えながら進化する〝脱皮〟の1年

インバウンドが完全復活した2024年。昨年11月までの時点で訪日外客数は3337万9900人に達し(12月18日発表分。推計値を含む)、JNTOが調査を開始した1964年以降、過去最多の記録を更新することになる。

今年・2025年は、この流れをさらに上回るインバウンド需要が期待されている。4月13日から半年間、大阪・夢洲で開催される大阪・関西万博に伴い、来場者や関係者の訪日旅行が見込まれるのをはじめ、11月には東京でデフリンピックが開催されるなど、世界的なイベントが予定されている。

旅行者の一時的な居場所として機能する宿泊事業は、国を超えて様々な土地を訪れる人々が寛げる場所で、休息と新たな活力を得る場となる。それは、インバウンドだけでなく、国内のビジネス客、観光・レジャー客、気分転換を求める客であっても変わらない。そのことを核にしながら、時代の変化に対応した進化を続ける。蛇年の今年は宿泊業の基本を見つめつつ、新しい姿に〝脱皮〟する1年となりそうだ。